鹿児島市による喜入地区グリーン・ツーリズム モニターツアーに参加しました!
今回は喜入の畜産業体験→農畜産業体験施設「鹿児島市観光農業公園」予定地見学→喜入・一倉(ひとくら)地区の民泊受入状況の視察と意見交換会という行程でツアーが組まれました。
「きいれ牧場」にて、チーズ・ピザ・パン作りを体験
新鮮な牛乳を使って、初めてのチーズ作り体験。

意外なことに、牛乳にお酢とお塩を加えるだけで簡単に出来るんです。きいれ牧場さんの絞りたて牛乳にお酢をゆっくり優しく混ぜ入れると、だんだんチーズらしく固まってきます。出てくる水分を除いて、お塩を入れるとモッツァレラチーズのできあがり!お好みで「わさび」を入れると、お酒にぴったりのチーズもできます。驚くほど簡単であっという間にでき、感激しました。
チーズを買うよりもかなり安く美味しいチーズを作ることができるなんて、この感動は忘れられません。
そのチーズを使って、ピザ作りやパン作り体験。
大人でも真剣に楽しく体験することができました。

きいれ牧場の鎮守(ちんじゅ)さんから、飼育されている乳牛についてお話
ただ作って食べるだけの体験ではなく、ここでの一番のお勧めは、鎮守さんの食育についてのトークです。
飼育されている乳牛達について、人間と比較しながら、同じ生き物として、乳牛の運命を分かりやすく語ってくださいました。
もともと北方原産の乳牛のホルスタインは、南国である鹿児島では飼育に向きません。乳牛達は毎月2回の検査が行われ、ある一定基準に達しなければ、その時点で即屠殺という非常にシビアな世界で生きています。人間でいう再試験はありません。ホルスタインの牝牛は、生まれてたった2年目でお産を経験します。1歳になったら角を切られ、体外受精で受精卵をお腹に宿し、人間と同じく280日前後で子牛を産みます。初産の乳牛は、お産を軽くするために和牛の受精卵を子宮に入れて、和牛の子を産ませます(乳牛の子牛は60kgもあるため。和牛の子牛は30〜40kg)。そして、三度のお産を経験すると、その後はやはり屠殺されてしまいます。屠殺された牛は、肉は食用に、骨は肥料用の骨粉に加工され、残る部位はほとんどありません。私達人間は、おいしい牛乳を飲み、おいしい牛肉を食べるために、このように牛の人生をコントロールしているのです。
これらの説明は、心に響きました。私達人間は、このように牛をはじめ動物達の命を頂いて、日々生かされているのだという現実を改めて考える良い機会となりました。
鎮守さんの「絞りたての牛乳や産みたて卵を頂くとき、愛おしい気持ちになります。」という言葉が印象的でした。
私達大人であっても感激・感動するお話でしたが、子供たちにとっては更に忘れられない経験となるようで、進学先や就職先の選択にも影響し、特に大学については農学部の産科を専攻する人がほとんどだそうです。
きいれ牧場は、県道232号線沿いに、目印となる「きいれ牧場」看板と木製の建物があります。体験だけではなく、夏の期間中は毎日、冬期は土日に、お手製のソフトクリームの販売もされているそうです。教育旅行だけではなく、個人の方でも5名以上から各種体験を受け入れているとのことです。
お問合せ先: きいれ牧場ミルク工房 TEL: 0993-45-2182
アクセス :JR指宿枕崎線喜入駅から車で5分
詳しくは当連盟の紹介ページをご覧ください↓
http://www.kagoshima-kankou.com/mura/cat88/cat96/
「喜入の森」から「鹿児島市観光農業公園」へ
現在、主にキャンプ場+レクリエーション施設として運営されている"喜入の森"は、今後農業体験ができる「鹿児島市観光農業公園」へと生まれ変わります。現在の宿泊+レクリエーションに加え、農畜産業の体験施設や加工品の販売施設を広大な敷地に設け、市民が気軽に農畜産業の体験ができるようになる予定です。
喜入・一倉(ひとくら)地区の民泊の取り組み

次に、教育旅行の学生たちを受け入れている一倉地区を視察し、一倉地区の皆さん手作りの"けせん団子"と頴娃茶をいただきながら、意見交換を行いました。
一倉地区は自然豊かで車も少ない、静かでゆったりと過ごせる環境にあります。人口460名(200世帯)、うち11軒が民泊受入を行っています。受入を始めたのは平成21年9月と、まだまだ始まったばかりですが、すでに119名の子供たちを受け入れ、今後の受入予約も順調に入っているそうです。受入世帯は農家に限らず、Uターンや定年退職したサラリーマンが移住した世帯などさまざまで、時間的に余裕がある世帯が多いとのこと。
受入をした方の感想としては、
「受入前は心配したが、実際にやってみるとこんなものかなと少しホッとした。受け入れて良かったと思う」
「子供たちのなかには問題のある行動を取った子供もいたが、遠慮せず、自分の子や孫のように叱った。あくまで"家族の一員として扱う"ことが大事」
「いわゆる"体験"は、季節ごとにできるものが異なり、先方の都合に合わせて体験を揃えることはできない。自分のところで体験ができない時期は、体験ができる農家等に連れていく」
「教育旅行の受入では、食事は体験の一環として、子供たちも一緒に作っている」
など、さまざまな意見が聞かれましたが、世帯間で上手に連携を取り、民泊を受け入れていることが伝わってきました。
民泊は日本全国で行われており、そして鹿児島県内でも多くの地域で積極的に受入を行っています。その中で自分の地域を民泊の場として選んでもらうためには、他の地域との差別化や工夫が必要となってきます。その地域でないと味わうことができない自然や体験が、実際に民泊を経験した子供たちの口から広がって、地域に人を呼び込むきっかけとなります。
一倉地区を例にすると、きいれ牧場の鎮守さんのように、さまざまな体験をさせるだけではなく、子供たちにも分かりやすく食育の説明をしたり、地元のお菓子(地元で取れたさつまいも"栗黄金"を練りこんだ"けせんだんご")を子供たちと作る、などです。
その他、今後整備される「鹿児島市観光農業公園」や、民泊を行っている他地域の人々との連携も探りながら、民泊の輪が広がればと思います。
全体を通して、グリーンツーリズム、民泊のキーワードとなっているものは、「その土地ならではのもの」と「その土地ならではの”人”」ではないかと思います。人ともの、生き物との関わりが保たれている地域は、どんな土地から来た人にも楽しめるのではないか。そんな思いを強くした今回のモニターツアーでした。
(国内誘致部 原田
海外誘致部 森田、松田)
龍馬伝スペシャル
「龍馬を愛した女たち(仮)」
<放送予定>
NHK総合テレビ 平成22年3月6日(土) 21:15〜21:58
BSハイビジョン 平成22年3月6日(土) 18:00〜18:43
<内容>
多くの女性に愛された龍馬の秘密と龍馬を愛した女性達の生涯に迫ります。そして、4人のヒロインを演じる女優たちの素顔も紹介します。龍馬の妻となる楢崎龍(お龍)役の真木よう子さんが、龍馬とお龍が“日本初の新婚旅行”で訪れた霧島の地を自ら歩き、地元の方と触れ合い、お龍の足跡をたどります。
平成22年2月21日(日)、「いちき串木野総合観光案内所〜よかとこ!よかもん!インフォメーション〜」が「物産館 さのさ館」の隣にオープンしました。
お近くにお越しの際はぜひ、お立ち寄りください!!
・名称
いちき串木野総合観光案内所「よかとこ!よかもん!インフォメーション」
・所在地
〒896-0052 いちき串木野市上名3018番地内 (「物産館 さのさ館」の隣)
・アクセス
国道3号、南九州西回り自動車道串木野IC入口交差点近く
・問い合わせ先
TEL:0996-32-5256
E-mail:yoka-yoka-info@vivid.ocn.ne.jp
また同日、 「いちき串木野 食のポータルサイト」もオープンしました。
いちき串木野市の特産品、イベント、歴史など旬の情報を発信し、いちき串木野市には、こんなおいしい料理がある、楽しくおもしろいイベントや祭りがある、こんな素敵な場所がある・・・「そんな街に行ってみたい!」と思われるポータルサイトを目指しています。ぜひご覧ください。
■URLhttp://ichiki-kushikino.com/

鹿児島県歴史資料センター黎明館が所蔵(寄託を含む)する坂本龍馬関係資料を展示し,幕末期の鹿児島の歴史の一端を紹介します。
■展示期間
平成22年2月26日(金)から約1年間
■展示場所
黎明館 常設展示場 2階 歴史部門コーナー
(鹿児島市城山町7-2)
■展示資料
○「公文菊僊筆 坂本龍馬像」
公文菊僊(くもんきくせん)は明治6(1873)年高知市生まれの画家。昭和3(1928)年に坂本龍馬の銅像が高知に建てられた頃から龍馬の人気が高まり,そのブームに支えられて龍馬や中岡慎太郎等志士たちの肖像画を多く描いた。
○ 「渋谷彦助宛 坂本龍馬書状」 慶応元(1865)年5月5日
【黎明館寄託 玉里島津家蔵】
下関に滞在する坂本龍馬が、大宰府に謫居する五卿の警護の任にあった渋谷彦助に宛てた書状。
○「西郷隆盛宛 蓑田新平・渋谷彦助連署書状」 慶応元年5月14日
【黎明館寄託 玉里島津家蔵】
太宰府から発せられたもので,龍馬が薩長和解に関わる長州の事情探索に赴いたことなどが伝えられている。
○「西郷吉之助宛 黒田了介書状」 慶応2(1866)年正月7日
【黎明館寄託 玉里島津家蔵】
黒田了介(清隆)は、西郷隆盛と坂本龍馬が相談して長州に派遣した密使で、山口に滞在し、薩長連合へ向けての工作活動を任務とした。
本書状は、木戸ほか8名の長州藩士を伏見で出迎える件、その際の護衛の件等について、十分配慮あるべきことが伝えられている。
○「薩長同盟覚書写」 慶応2年1月23日
西郷隆盛の下で薩長同盟締結に向けて尽力した黒田了介(清隆)が覚書及び裏書きを後年筆写したものと思われる。
○「大久保一蔵・伊地知正治宛 吉井幸輔書状」 慶応2年3月22日
<重要文化財>
西郷隆盛が帰国後に島津忠義・久光に幕府の形勢等報告したことや,一緒に来た坂本龍馬共々,帰国組がそろって温泉旅行を楽しんでいることなどが報告されている。
○「大久保一蔵宛 小松帯刀書状」 慶応2年4月1日
<重要文化財>
小松帯刀が,京都にいる大久保一蔵(利通)に宛てた書状で,3月10日に無事帰国したことや西郷隆盛は日向山温泉で,坂本龍馬は塩浸温泉で温泉三昧の生活を楽しんでいることなどが細かに報告されている。
 公文菊僊筆 坂本龍馬像 (鹿児島県歴史資料センター黎明館蔵) |  大久保一蔵宛 小松帯刀書状 (鹿児島県歴史資料センター黎明館蔵) |
【問い合わせ先】
鹿児島県歴史資料センター黎明館
TEL 099-222-5100
http://www.pref.kagoshima.jp/reimeikan/
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